ワークフロー例1: 問い合わせ対応自動化
Waseda Slackの利用者からSlack上で問い合わせを受け付ける場合の自動化フローの設定例です。
1.ワークフローを開始するイベントの選択
2.問い合わせフォームの設定
3.問い合わせ者への自動送信メッセージの設定
4.問い合わせ内容の通知設定
5.回答開始ボタンの設定
6.回答入力フォームの設定
7.(任意)回答完了リアクションの設定
8.(任意)回答内容の共有
9.問い合わせ者への回答送信の設定
設定手順
- ワークフローを開始するイベントとして、【Slackのリンクからクリックで開始します】を選択します。
-
「ステップを追加する」から【フォーム】を選択し、問い合わせフォームを作成します。
- ポイント
- 回答を必須にしたい項目は「これを必須に設定」にチェックを入れてください。
- 「フォームをプレビューする」で作成したフォームの入力画面を確認することができます。
- 次のステップで、問い合わせ者に送信する自動返信【メッセージ】を設定します。
- ①ステップ:メッセージ
- ②メッセージ:「あなただけに表示」メッセージを送信する
※設定例では「あなただけに表示」を選択していますが、「誰かにメッセージを送信する」(DM)でも対応可能です。 - ③チャンネル:問い合わせ者が参加しているチャンネル
- ④チャンネルのメンバーを選択する:{}フォームを提出した人
- ⑤メッセージを追加する:(例)お問い合わせを受け付けました。回答までしばらくお待ちください。回答はSlackのDMにて送信します。
- 次のステップで、問い合わせ内容を問い合わせ対応者に通知するための【メッセージ】を設定します。
- ①ステップ:メッセージ
- ②メッセージ:チャンネルへメッセージを送信する
- ③チャンネルを選択する:問い合わせ対応者が参加するチャンネル
- ポイント
- 問い合わせ対応者チャンネルを、問い合わせ者も参加するワークスペースに設置している場合は、問い合わせ対応者チャンネルはプライベートチャンネルにしておくことをお勧めします。(パブリックチャンネルにした場合、問い合わせ対応者以外のワークスペースメンバーにも通知内容が見えるため。)
- ④メッセージを追加する:問い合わせ内容(本ページ3のフォームの回答内容)を変数を挿入して設定します。
- 引き続き同じ画面で、問い合わせ回答を開始するための【ボタン】を追加します。
「メッセージを追加する」の下にある【ボタンを追加する】を押して、ボタン編集画面を開きます。- ①ボタンのラベル:「回答する」「回答文を入力する」など
- ②動作:ワークフローを続行する
- 次のステップで、問い合わせへの回答内容を入力するための【フォーム】を作成します。
このフォームに入力した内容を、後のステップ(本ページ9)で変数として利用し、問い合わせ者への回答メッセージに挿入します。 - 次のステップで、問い合わせへの回答入力が完了したことを問い合わせ対応者チャンネルで知らせるための【絵文字】を設定します。 ※このステップは任意です。
- ①ステップ:メッセージ
- ②メッセージ:メッセージにリアクションを追加する
- ③リアクションするメッセージを選択する:{}送信されたメッセージへの参照
- ④絵文字:任意の絵文字
- 次のステップで、回答内容を問い合わせ担当者チャンネルに共有するための【メッセージ】を設定します。本ページ4のメッセージにスレッドで返信する形で送信されるよう設定します。
※このステップは任意です。複数人で問い合わせ対応をする場合に、別の担当者が回答した内容をメンバー間で確認できるようにするためのステップです。- ①ステップ:メッセージ
- ②メッセージ:スレッドでメッセージに返信する
- ③返信先のメッセージを選択する:{}送信されたメッセージへの参照
- ④返信を追加する:本ページ6で入力したフォームへの回答を変数により設定します。
- 次のステップで、回答内容を問い合わせ者に送信するための【メッセージ】を設定します
- ①ステップ:メッセージ
- ②メッセージ:誰かにメッセージを送信する
- 注意
- ここでは「あなただけに表示」を選択しないようにしてください。「あなただけに表示」は一時的なメッセージとも呼ばれており、Slackの仕様上、メッセージ受信者が受信時にSlackを起動している場合にのみ表示されます。また表示後はサインアウト・サインインやキャッシュクリア等の操作によりメッセージ自体が消えてしまいます。
- ③メンバーを選択する:{}フォームを提出した人
- 注意
- このワークフローには、本ページ2と6の2種類のフォームがあるため、「フォームで提出した人」も2つあります。本ページ2の「フォームで提出した人」を選択してください。
- ④メッセージを追加する:本ページ6で入力したフォームへの回答を変数により設定します。その他、宛名等も適宜変数をご活用ください。