06-05-05.【新連携方式】類似度判定機能について(2017年3月14日以降)
2017年3月14日(火)から、以下のとおりCourseN@viのレポート機能における類似度判定の設定・確認方法が一部変更になりました。ご利用者される皆様には、ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
<主な変更内容> ※変更となるのは「担当教員」の機能のみであり、履修者側の操作方法および表示画面の変更はありません。 【機能面の変更】 <提出期限経過後にならないと判定結果が表示されません> ・これまではレポート提出毎に類似度判定を行っておりましたが、新しい方式ではTurnitinとの連携の仕様上、レポート提出期限後に一括して類似度判定を行う方式となりました。 <レポート課題をコピーする際に都度、類似度判定の設定が必要となります。> ・Course N@viには、開講中あるいは過去のレポート課題をコピーして新しいレポート課題を作成する機能があります。この機能を用いてコピーを行った場合、これまでは類似度判定の設定も引き継がれておりましたが、Turnitin側との連携の仕様上、これができなくなりました。つまり、レポート課題のコピーを用いた場合、類似度判定機能の設定は引き継がれませんので、コピーされた側のレポート課題で再度類似度判定の設定が必要となります。 <類似度判定設定後に受け付けたレポートのみが類似度判定の対象となります。> 現在はレポート課題作成時に類似度判定を行わない設定であっても、後から類似度設定を行う設定に変更すると、設定変更前に受け付けたレポートも含めすべての提出済レポートが判定対象となりますが、新しい連携方式では、類似度判定設定後に提出を受けたレポートのみが判定対象となります。 【表示画面の変更】 <レポート課題作成時(類似度判定設定・編集画面)> ・従来どおりCourseN@vi上のレポート作成・編集画面において設定しますが、 新しい方式では、Course N@viでの設定後にTurnitinのレポート編集画面が表示されます。Turnitin側の画面は仕様上の制約で表示されるだけであり、Turnitin側での変更はCourseN@viには反映されない為、この画面においては変更を行わずご利用下さい。万一、変更を行った場合、その変更内容は有効ですがCourseN@vi側の設定に反映されないため、誤動作の原因となります。<類似度判定結果確認時(判定結果確認画面)> ・従来はCourseN@viの一覧画面にて判定結果を確認できましたが、新しい連携方式ではCourse N@viから遷移して開かれるTurnitin側の画面で確認することになります。Turnitin側の画面は判定結果を確認する画面であり、Turnitin側での変更はCourseN@viには反映されませんのでご注意ください。 |
類似度判定機能とは?
類似度判定機能とは、学生から提出されたレポート・論文等(Wordなどの電子データ)を、Web上で公開されている情報や他の学生が提出したレポート等と比較して「類似度」を判定し、その結果を数値で表示する機能です。
Course N@viで提出されたレポートは、iParadigms社の提供するTurnitinというシステムにより処理され、Turnitin側の画面で判定結果を確認することができます。
【全体の処理イメージ】
- 参照
- Turnitinは米国のiParadigms社が提供するサービスで、早稲田大学ではCourse N@viから連携して利用しています。提出されたレポートやユーザー情報などは、早稲田大学専用の領域に保管され、他の目的で利用されることはありません。Turnitin のサイト(日本語):http://turnitin.com/ja/homeiParadigms社のサイト(英語):http://iparadigms.com/
類似度判定機能の設定方法
- 類似度判定を行う科目の講義一覧画面から通常のレポートを作成する際と同様に、操作の種類として「新規作成」を選択し、「レポート」を選択のうえ、実行ボタンをクリックします。
- レポート作成画面に遷移したら通常どおり各種設定を行いますが、その際、「類似度判定」の設定項目で「判定を行う」を選択します。類似度判定を行うにあたっては「留意事項のページへ」のリンクをクリックし、別ページの留意事項の説明を事前に確認してください。
- 注意!
- 留意事項のページにも記載されていますが、類似度判定機能では、明らかな引用、固有名詞、参考文献一覧、一般的な言い回しなどが剽窃として扱われる可能性があるため、剽窃(盗用)の判断を行う場合には、判定結果の数値だけではなく、レポート・論文等の内容を十分に確認してください。剽窃(盗用)が疑われる場合には、学生所属箇所の執行部と相談した上で慎重な対応をお願いします。
- 添付ファイルのレポートを判定対象にしたい場合はレポートの設定画面で、提出時の添付ファイルの拡張子を「チェックする」を選択してください。許可する拡張子は「doc、docx、pdf、txt」のいずれかを選択してください。類似度判定を行う場合、これらの拡張子以外のファイルは判定対象となりません(設定自体も行うことができません)。
- 注意!
- 類似度判定は本文入力、または添付ファイによる提出の場合におけるdoc、docx、pdf、txtの拡張子のファイルがチェック対象となります。
- 類似度判定機能を使用する場合、レポート設定画面におけるレポート提出方法は「添付のみ」か「本文のみ」のいずれかしか設定できません。
- 他の項目は通常どおり設定し、「確認」ボタンをクリックし、確認画面の内容に問題がなければ「登録」ボタンをクリックします。
- 注意!
-
-
- pdfファイルはテキストデータが抽出可能な形式であること(Wordなどから変換したもの)が類似度判定対象となるための条件となります(スキャナなどから読み込んだ画像データは判定対象になりません)。
- 「提出期間中の再提出」を許可する設定にした場合は、最後に提出したレポートが類似度判定の対象となります。
- 縦書きのレポートの判定はできません。
5.Turnitin側の画面表示
CourseN@vi上で登録した後に「Turnitin側での変更はCourseN@viには反映されない」内容のメッセージが表示されますので、確認のうえO.Kをクリックします。<課題受信箱>
レポートの提出一覧画面です。履修者からレポートが提出されると、この一覧に表示されます。詳細は「レポートが提出された後の処理について」にて確認してください。
<設定>
この画面はTurnitinのレポートの設定編集画面になります。Turnitin側での変更はCourseN@viには反映されません。ただし、「オプション設定」の「教育機関受講生レポートレポジトリ」にチェックが入ってない場合、学内の提出物がチェック対象から除外されてしまう為、十分に注意してください。。
-
提出期限の設定について
新連携方式では、CourseN@vi上のレポート「提出期間終了日時」経過後でなければ判定結果が取得できなくなります(提出期間経過後、30時間前後かかる場合もあります)。提出期間中に判定結果を確認したい場合には、以下のとおり、適宜、提出期限を区切ることで、都度、判定結果を取得することができます。
方法1)
レポート課題作成時に短い期限を設定し、適宜、期限延長することで、一つのレポート課題で複数回の判定結果を取得することができます。
1.提出期限を4/30で作成
2.4/30(提出期限)経過後に、期間内に提出されたレポートの判定結果を取得
3.提出期限を5/10に延長
4.提出期限(5/10)を経過した際に、5/1以降に提出されたレポートの判定結果を取得できる
(その際、すでに判定済のレポートは再判定されない)。
方法2)
レポート課題作成時は提出期間を長く設定し、その後に適宜、提出期限の前倒しなどを繰り返すことにより、その時点での提出期限内に受けたレポート課題の判定結果を取得することができます。
1. 提出期限を4/30で作成
2. 4/24に提出期限を4/23に変更
3. 提出期限変更までに提出されているレポートの判定結果を取得
4. 4/24に課題(レポートフォルダ)の提出期限を4/30に変更
5. 5/1以降に4/24以降に提出されたレポートの判定結果を取得
(その際、すでに判定済のレポートは再判定されない)。
類似度判定結果の確認方法
- 操作のリストボックスから「類似度判定結果」を選択し、実行をクリックします。
- 「Turnitin側での変更はCourseN@viには反映されない」内容のメッセージが表示されますので、確認のうえO.Kをクリックします。
3.Turnitin側の提出状況一覧画面が表示されます。判定結果はレポートの提出期限以降に表示されます。
4.類似度判定結果の「XX%」の部分をクリックすると、Turnitinの画面が表示され、実際に提出されたレポートの内容と類似しているWebサイト等を比較しながら類似している部分や類似度の値を詳細に確認することができます。採点欄に入力した点数はTurnitin提出状況一覧画面に表示されますが、CourseN@vi側には反映されませんのでご注意ください。