17-01-01.H5P(インタラクティブビデオ)でできること

H5P(インタラクティブビデオ)は、動画コンテンツやクイズ、解説テキストなどを駆使して履修者とインタラクティブ(双方向性)なやり取りを実現できます。例えば、反転授業として、事前に動画コンテンツを視聴させて理解度チェックとしてクイズを入れ込むことで、理解度を高めた状態で、対面(教室)では対話型、問題発見・解決型授業を展開することができます。

※H5Pに関する詳細な説明は、こちらの英語サイトをご覧ください。
今後、本マニュアル(和文)での整備を予定しておりますが、H5Pの技術進展が早く、全てを網羅することができず、一部の提供となりますこと、ご了承下さい。

サンプル動画はこちら
※サンプル動画では、「評点」の設定がされていませんが、実際には「評点」を設定して成績に反映させることが可能です。

本コンテンツを利用する事で以下のような効果が期待できます。
  • 集中力の維持
    動画とクイズを組み合わせることで、履修者が集中して動画を視聴するきっかけを設けることができます。
  • エンゲージメントの向上
    授業に近い双方向性のある動画・クイズを提供したり、動画に対する意見・コメントを提出させることでモチベーションを上げて履修する機会を提供することができます。
  • 理解度の向上
    動画のタイミングに合わせてクイズや解説テキストを提供することで、単元ごとの理解度を高めることができます。
以下のシチュエーションで利用をお薦めします。
  • 反転授業教材として利用
    事前にインタラクティブビデオを視聴させて、クイズに回答させて解説テキストを提示することで一定の理解度を満たした上で、教室授業を実施。
  • 授業終了後の振り返り教材として利用
    授業のまとめ動画として提示し、理解度確認テストとして利用。
  • 語学のヒアリング教材として利用
    会話の流れを踏まえて、発音や適切な単語を回答させるクイズを提供。
  • 数学系学問での理解度確認教材として利用
    講義解説を踏まえて、問題を提示して正解するまで何度も解答させて、解答内容ごとに解説を提供して理解度を定着させることに利用。
H5P(インタラクティブビデオ)は「アップロード/埋め込みビデオ」「インタラクションを追加」「サマリータスク」を登録することで、サンプル動画のようなコンテンツを作成しています。
「アップロード/埋め込みビデオ」:コンテンツのビデオを設定します。
「インタラクションを追加」:ビデオにラベルや問題(選択問題など)を設定します。
※サンプル動画の「材料リスト」「多肢選択クイズ」などはここで設定されています。
「サマリータスク」:ビデオの理解度を深めるためのまとめを設問形式で設定します。
※サンプル動画の「まとめ」はここで設定されています。

設定手順

1.Content bankを設定する(動画やクイズの設定)

2.H5Pを設定する(作成したコンテンツを科目内に設定)

 

最終更新日 2023年2月22日

この投稿は役に立ちましたか?

Good  No good

0人中0人がこの投稿は役に立ったと言っています。

ページの先頭へ