15-01-02.評定の設定

評定の設定では、「評定表セットアップ」では各コンテンツの評定に対して重みづけを設定することが可能です。
また、評定表上に独自の評価項目を追加することが可能です。

加重の設定

コンテンツ単位に重みづけを設定することが可能です。
初期値は全て「1.0」で同じ比重となっており、各コンテンツの評点を元に「コース合計」に反映されます。

以下の例では、課題および小テストの評点を出欠の評点より2倍の重みづけとしています。
「加重」の列で、「課題サンプル」= “2”、「小テストサンプル」= “2”、「出欠サンプル」= “1”を入力して【変更を保存する】をクリックします。

評定者レポートを表示すると、加重に応じてコース合計の評点(100点満点換算)の値が変わります。
具体的には、「学生 太郎1」は「課題サンプル」= “100点”、「小テストサンプル」 = “80点”、「出欠サンプル」= “60点”を取っているとします。
この時に、課題サンプル:小テストサンプル:出欠サンプル = 2:2:1 となるため、
40点(100点*2/5) + 32点(80点*2/5) + 12点(60点*1/5) = 84点
がコース全体の評点となります。

 

memo
デフォルトでは、各コンテンツに「評点」が入っている場合のみコース合計の計算式に含まれます。そのため、評定計算式に含めたいコンテンツに対しては必ず「0点」以上の評点を記入して下さい。課題未提出で「-」のままとすると計算対象に含まれません(※)。
具体的には、「学生 太郎2」は「教場小テスト結果」= “30点”、「講義3の課題」 = “60点”、「講義3の小テスト」= “90点”を取っているとします。この時に、加重が3コンテンツともに「1.0」で設定しておくと、教場小テスト結果:講義3の課題:講義3の小テスト = 1:1:1 となるため、10点(30点*1/3) + 20点(60点*1/3) + 30点(90点*1/3) = 60点がコース全体の評点となります。
一方で、「学生 太郎4」は「教場小テスト結果」= “90点”、「講義3の課題」 = “-“(未提出で採点対象としない)、「講義3の小テスト」= “60点”を取っているとします。
この時に、加重が3コンテンツともに「1.0」で設定しておくと、教場小テスト結果:講義3の小テスト = 1:1:(講義3の課題は採点対象外となる)となるため、45点(90点*1/2) + 30点(60点*1/2) = 75点がコース全体の評点となります。もしも「講義3の課題」が未提出のため”0点”とした場合は、30点(90点*1/3) + 0点(0点*1/3) + 20点(60点*1/3) = 50点がコース全体の評点となります(「学生 太郎3」がこの状態)。
※「評点」が「-」となっているコンテンツも計算対象とする場合には、設定を変更する必要があります。以下の「評価範囲の変更」を参照してください。
評価範囲の変更

「評点」が「-」(空白の評点)となっているコンテンツを計算対象とするには、「評定表セットアップ」を選択します。

該当科目名の右側の【・・・】をクリックし、【カテゴリを編集する】をクリックします。

 

「空白の評点を除く」のチェックを外し、【保存】をクリックします。

 

 

学生太郎4、学生太郎5ともに「-」(空白の評点)となっているコンテンツも計算対象として「コース合計」が計算されています。

memo
デフォルトでは、「-」(空白の評点)は「0点」として設定されます。「-」(空白の評点)の設定値を変更したい場合は、「評定」→「評定表セットアップ」→「カテゴリを編集する」内の「最小評点」を変更してください。

評定項目の追加

教場試験の結果などWaseda Moodle上に存在しないデータを取り込むことが可能です。 【追加】をクリックし、【評定項目を追加する】をクリックします。

「評定項目」に追加する項目名を入力して【保存】をクリックします。


「評定者レポート」追加した評定項目が表示されます。
例では「教場小テスト結果」が表示されています。

【・・・】をクリックし、【Single view for this item】をクリックします。

教場小テスト結果の評定項目が開きます。
画面を「編集モード」にすることで、評点を入力することが可能です。

PCのローカルデータなどを一括でアップロードする場合は、以下を参照してください。

参照
15-01-03.評定へのインポート

 

最終更新日 2024年8月22日

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