小テストで履修者に複数回の解答を許すが毎回減点をしたい

自動採点可能な小テストで、履修者に複数回の解答を許すが毎回減点をしたい場合の設定方法を説明します。

注意
「○/×問題」「作文問題」は複数回の解答を許可できません。

小テストの設定

小テストの作成手順は以下のページをご参照ください。

参照
⇒10-01-01.小テストを作成する(詳細手順)

「評点」「問題の挙動」「レビューオプション」の項目は以下のように設定します。

  1. 評点
    受験可能回数:「1」
  2. 問題の挙動
    問題別フィードバック方法:「複数受験インタラクティブ」
    受験内でのやり直しを許可する:「No」
  3. レビューオプション
    学生の受験最中:答えの正誤、得点、特定フィードバックにチェック
    (特定フィードバックにチェックするとことでヒントを表示できます)
    学生の受験直後(2分間):全てにチェック

    memo
    解答直後に正誤やヒントをフィードバックする場合は上記の設定にします。この設定では履修者のうち1人が解答を終えれば、表示される正答を他の履修者に教えることが可能となるため、それを避けたい場合はチェックを外してください。

問題の設定

問題の作成手順は以下のページをご参照ください。

参照
⇒10-01-02.小テストに問題を追加する(詳細手順)

「複数受験」の項目は以下のように設定します。

それぞれの不正解に対するペナルティ:任意のパーセンテージ(例えば10%とすると、間違える毎に10%の減点がされます。つまり、AとBの設問が1つの問題内にあった時、Aは1回目で正答し、Bは2回目で正答したとしますと、Bの配点のみが10%減点されます。)
ヒントN:N回間違えた後のメッセージを入れる。

注意
ここでヒントを入れた回数だけ、履修者は受験を繰り返すことができます(ヒント2まで入れた場合は計3回の解答が可能)。逆にここにヒントを入れないと複数回の受験となりませんので注意が必要です。

履修者画面

上記で作成した問題を履修者が解答する際の挙動は以下のようになります。ここでは3回目の解答で正解した例を示します。

  1. 残り受験数が3となっていることが確認できます。まず1回目の解答を入力し、チェックを押します。
  2. 正誤の判定がされ、1回目のヒントが表示されます。残り受験数が減って2になっていることが確認できます。
  3. 再受験を押すと手順1の画面に戻ります。2回目の解答を入力し、チェックを押します。
  4. 正誤の判定がされ、2回目のヒントが表示されます。残り受験数が減って1になっていることが確認できます。
  5. 再受験を押すと手順1の画面に戻ります。3回目の解答を入力し、チェックを押します。
  6. 2回間違えて3回目で正解したため、20%減点された評点(8点)が与えられます。
memo 減点後に小数点以下の点数となる場合の対応
例えば、5点満点の小テストで10%減点をした場合は4.5点ですが、小数点以下の配点ができるように設定しないと、10%減点されたとしても5点のままとなります。小数点の配点ができるようにするためには、小テストのアピアランスの設定で、問題評点の小数位を1以上の値に設定します。
また、小テスト全体で小数点以下の点数を許す場合には、評点の小数位も1以上の値に設定します。

最終更新日 2023年5月12日

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