今の学部に決めた理由~創造理工学部編~

お知らせ, 学部の選び方

僕は創造理工学部の社会環境工学科に所属している学生です。早稲田の理工には、基幹理工学部先進理工学部創造理工学部の3学部がありますが、どうして創造理工学部を選んだかについて書いていきます。選んだ理由は、主に3つあります。

1. 物を作りたいから
私が創造理工学部を志望した理由として、何か自分の学んだことを形として残せることをしたいと考えたからです。私のいる社会環境工学科は、平たく言うと土木について学ぶ学科です。土木について学ぶことで、橋梁、道路、防波堤など規模の大きいものの設計に関わることができます。ある会社のキャッチコピーで「地図に残る仕事」というものがありますが、私もそんな仕事がしたいという思いで志望しました。

2. 化学より物理のほうが好きだったから
私は化学より物理のほうが、高校の時から得意でした。少ないツールで、問題を解いていく。そんなところに、物理の面白みを感じていました。そこで、大学に入ってからも化学より物理を多く使う学科の方が向いていると考え、創造理工学部に決めました。実際この認識は私の学科においては違っておらず、物理の得意な学生の方がスムーズに理解できている印象があります。

3. 人の役に立つ仕事につける事に関わることを学びたかったから
私の学科は、社会のインフラを整備するための知識を学ぶ学科です。結局はどの仕事も世の中の役に立ちますが、直接的に、そして日頃目に見える形で現れることを学びたいなと考え選びました。また、私がこの大学の入学手続きを書いている最中に起こった東日本大震災を受けて、よりこの学科を選んでよかったと感じています。

長々と書いてきましたが、高校生のときはなんとなくこれらの理由を考えていました。大学に入って実際に学ぶことで、これらの理由がより明確になりました。受験生の皆さんは不安の多い時期で、早稲田の場合はどこの学部がいいか悩むと思います。私からアドバイスとしては、どこの学部に入るかより、自分の入った場所で努力することの方が大切だということです。これは大学受験にも言えることで、必死に勉強したからといって、行きたい大学に行けるとは限りません。そんな中、皆さんが早稲田大学を、そして創造理工学部を選び、合格を掴み取ることを心から応援しています。