「しゃべくりWASEDA!」第3回ダイジェスト

イベント情報

こんにちは!こうはいナビの久保です。
オープンキャンパス最終日の8月5日(日)に大隈講堂で行われた「しゃべくりWASEDA」第3回の模様をお伝えします。
この日は、文学部社会科学部政治経済学部人間科学部商学部の 各学部を代表して、5名の学生がパネリストとして登壇しました。
パネリストについて詳しくは「こうはいナビオープンキャンパス企画2012」をご覧ください。

<各学部のイメージと実態について>

文学部
【文学少女 おとなしい人が多い】【専門分野を極める】
おとなしくのんびりしているというイメージのまま、みんなそれぞれ自分の時間を持ってそれに従って行動しています。
戸山キャンパスには、早稲田キャンパスとは違うゆったり感があります!雨の日も渡り廊下を使えば濡れずに移動できます!
「日本の伝統文化」という授業では、ミッキーの声優をしている先生(ここで観客の方も驚いていました!)から、着物の着付けや伝統食について学んだりしま した。
文化構想学部との違いはほとんどなく、文化構想学部の講義もよく履修しています。

社会科学部
【何をしているのかよくわからない(観客笑い)】【(政経+法+商)÷3】
社会科学部がカバーしている分野は本当に幅広くて、政治・法・経済・経営・言語学までいろいろ学ぶことができます。
高校生のときから「平和」について関心があり、早稲田の社会科学部には平和学に精通した教授が多くいらっしゃるので、ここを受験しようと決めました。
大学に入ってから東ティモールやカンボジアにも足を運びましたよ。

政治経済学部
【看板学部】【勝ち組】
「学べる環境」が整っていて、仲間・教授・授業のどれもレベルが高いです。自由時間も多いので、課外活動もたくさんできます。
政経の講義はどれも面白くてレベルが高く、みんなが近い将来出ていく社会を身近で学ぶことができます。
行政に興味があるので、将来は省庁に進みたいと思っています!

人間科学部
【意外と授業は面白そう】【早稲田キャンパスへ進出】
人間科学部やスポーツ科学部の学生は所沢キャンパスにしか通わないのではと思う人もいるかもしれませんが、早稲田キャンパスで他学部の授業を履修した り、早稲田キャンパスのサークルに所属したりして、他学部の知り合いを作る人はたくさんいます。
文理融合が特色の人間科学部は、多くの分野を学べることが売りの他の文系学部よりも、さらに幅広い分野を学べることが最大の強みです。
もちろん所沢キャンパスでの学生生活にどっぷりつかる人もいます。人それぞれ自分の思う学生生活を過ごしています。

商学部
【なんだかんだ真面目】【けっこう勉強している】
商学部は「今を理解し、未来に向かう」学部です。
今の社会で起こっている出来事をリアルタイムで学び、それに対する戦略を考える学部なので、リアリティとスピード感があります。
マーケティングを学んだおかげで、身近にある広告は何を売り出すためになぜ作られたのかというような日常の物事に関してより関心が持てるようになりまし た。他にも、経営や簿記など日常生活にも活かせる実用的な学問が学べるお得な学部だと思います。公認会計士を目指している人も多いです。

<各学部パネリストの課題活動について>

文学部 吉澤さんの場合
【留学】
8月からスペインへ交換留学に行きます!スペインに留学することは私の夢でしたし、世界中に友達を作っていろいろなところに行っていろいろな経験をしてみ たいと思います。
早稲田大学は、留学生を受け入れるだけでなく、留学をする側の学生にとってもさまざまなサポートをしてくれます。
サークルはスペイン語研究会に入っていて、毎週後輩にスペイン語の文法を教えています。
サークル活動やスペイン語を学ぶ中で、同じ目標を持つ先輩や友達が出来たことは大きな収穫です。

社会科学部 近藤さんの場合
【ボランティア・サークル】
ゼミで国際協力と平和構築について学び、さらに外部団体のボランティアスタッフとして東ティモールやカンボジアに足を運びました。
サークルではダンスとバスケをやっています。
高校時代までと違って自分のお金と時間を自由に使えるため、やりたいことは全てやろうと入学時に決めていました。これらの活動を通して友人・知人の幅が圧 倒的に広がったので、様々な価値観に触れることができています。また、物事を一面的に捉えることがないよう心がけるようになりました。今後はさらに語学の 勉強をしたいと思っています。

政治経済学部 水島さんの場合
【NPOほか】
将来は文科省に行きたいので、教育のNPOに入りました。現場を見たかったためです。
2年生の時に「教育×震災」がテーマのフォーラムでリーダーを務め、今はEDUPEDIAと言う、教師向けに教材や指導案を無料で提供するWEBサイトの 運営をしています。
他には「思惟の森の会」というサークルや「早稲田広域BBS」に所属したり、「早稲田リアル熟議」、「教員養成リアル熟議」を実施したりしてきました。
積極的に現場を見たいという考えのもと、行動しています。社会は「人」から出来ており教育の影響力が強いと思っているので、行政に携わり教師が活躍できる ような教育現場を作りたいと考えています。

人間科学部 八木原さんの場合
【留学・学生団体】
「こうはいナビ」と「キャンパスツアーガイド」という大学の学生団体を中心に、いろいろな活動をしています。もともと人のために何かを企画することが好き で、「こうはいナビ」では新入生をはじめ後輩の大学生活が充実するための様々なサポート、企画を行っています。大学の職員と協力して、新入生に向けてブロ グを発信したり、授業選択の際に用いるシラバスの編集もしたりしています。お気づきの方も多いと思いますが、今回のこの企画の運営も行っています。
キャンパスツアーガイドは大学1年次からずっと続けている活動です。本日(8月5日)も実施しており、中には参加された方もいると思いますが、高校生や保 護者の方々にキャンパス内を案内して、大学を紹介する活動です。
学外でもボーイスカウトを小学校1年生から続けており、そのつながりを利用して大学の長期休み中は世界中の人たちと様々な活動をしました。
これらを通して、交友関係が一気に広まりましたね。高校のときと違って、全国・全世界から学生が集まっているので、様々な人との新しい出会いの連続です。

商学部 前原さんの場合
【ボランティア】
様々なボランティア活動に携わってきました。現在は、パソコン通訳(早稲田大学障がい学生支援室)、ケニア社会林業プロジェクト(WAVOC)に関わって います。
東日本大震災の際には、気仙沼、石巻、いわきでの復興支援をWAVOCや個人で行いました。日本語ボランティア、RUN CUPボランティアというものにも関わってきました。
これらの活動を通して得られた一番の収穫は、人とのつながりでしょうか。いわゆるスタディツアーには同じような志を持った人が集まるので、出身地や大学、 年齢、専門分野に関係なく、なんでも語り合える友人ができました。普通に大学で講義を受けているだけでは、絶対に知り合えなかっただろう人はたくさんいま す。自分と違った価値観の人とたくさん出会って、それによって自分自身の考え方もブラッシュアップされ、成長に繋がったと思います。

<受験生へのメッセージ>

文学部 吉澤さん
高校のうちから、意識して友達を作ると良いと思います。大学では積極的に行動しないと交流関係が広がらないので、その練習も兼ねて。普段から学校の授業 をしっかり聞いておくことが重要だと思います。

社会科学部 近藤さん
どんな大学に入っても、学生生活は楽しいと思います。ただ、早稲田には把握しきれないほどのチャンスがごろごろ転がっていて、自分次第でいくらでも世界 を広げることができる場所です。受験勉強は本当に大変だと思いますが、どうせやるなら目標は高く持って、最後まで頑張ってみてください。

政治経済学部 水島さん
授業や、学外活動、留学、友達などなど、大学生活を意味あるものにするか、つまらないものにするかは自分の姿勢次第!どうせ通うのなら楽しく充実したも のにしよう!

人間科学部 八木原さん
絶対に早稲田大学に行きたいという強い気持ちを持って勉強に取り組んでください。受験というものは頑張った分だけ報われるものです。最後の最後まであき らめず、自分を信じて頑張ってください!

商学部 前原さん
早稲田はやりたいことがなんでもできるところです。そのための環境や制度は整っていますし、何かやりたい、その気持ちを大事にしてくれる友人もたくさん できると思います。ただ、受験はゴールではありません。何のための大学生活なのか少し自問してみてほしいです。最後の競り合いは、早稲田に入りたいという 気持ちで決まると思うので。応援しています。