こんにちは!文化構想学部3年の遠藤です。
今回は僕が文化構想学部に決めた理由についてその魅力とあわせてお話したいと思います。
さて突然ですが、みなさん、今自分がしている勉強について考えたことがありますか?
僕の場合、思い返せば高校では大学受験のための勉強ばかりしていたので、大学に入るための手段としての勉強には嫌気がさしていました。
そこでその反動からか、大学に入ったら自分の好きなことをとことん勉強してやるぞ!
という意気込みで自分の興味関心に素直に従って受験する学部を選ぶことにしました。
そこでいざ自分の好きなものを列挙してみると・・・
歴史、小説、サブカル
うん、これは迷うことなく文学部系だ!
ということで当初はあまり深く考えず文学部を目指していました。
そうして興味のありそうな文学部系の学部をいくつか受験し、その中から最終的に文化構想学部を選びました。
その理由は自分で情報を集め、この学部の特徴、特色に興味を持ったからです。
他にはないような学部である文化構想学部の特徴、みなさんはご存知でしょうか。
よく似ていて混同されやすい文学部と比較して、両学部の特徴を強引に一言でまとめてしまえば
文学部は狭く深く、文化構想学部は広く浅く、ということになるでしょう。
つまり、文学部は学問的に歴史のある特定の分野を掘り下げて研究し、大成させること
そして文化構想は既存の学問の枠を超えて、ジャンル横断的な研究をすることでそれまでには無かった新しいものを生み出すということを目標にしています。
たとえば、僕が所属している表象メディア論系の現代思想ゼミ(論系、ゼミについては是非学部のホームページにて自分で調べてみてくださいね!)では
メディアと哲学というそれぞれ別の文脈で語られてきたものを組み合わせることで、一つの分野だけを突き詰めることでは見えないものを発見しようとしています。
僕には確かに文学部系で興味のある分野はいくつかありましたが、その中で大学4年間でこれを専門にしようと即決できる程突出して興味のある分野はなかったので、そういった分野を見つけるという意味でもさまざまな分野を研究できるというところに魅力を感じ、文化構想学部を選択しました。
という感じで以上、僕が文化構想学部を選んだ経緯でした。
いかがでしたでしょうか。大学に入って自分がどんなことを勉強したいかという観点で進路を選んだ実例、少しでも参考になれば幸いです。
さていよいよ夏休みが終わり、受験生は残り数ヶ月で試験を迎え、そこで受験のための勉強は終わりになります。
しかし、勉強は当然そこで終わりではなく、大学に入ってからは勉強の意味が変わってくることでしょう。
受験勉強の合間に、その先の大学での勉強について思いを馳せてみるのはいかがでしょうか?
もしかしたら自分の進路選択の一助になるかもしれませんよ!