教職理工生の4年間

お知らせ

こんにちは!先進理工学研究科の中込です。授業が始まるまであと少しですね!

みなさんの中には教職課程の履修を始める人もいるかと思われます。しかし教職課程を履修すると必要な単位数が増え、忙しくなるのではないかと心配している方もいるのではないでしょうか。特にただでさえ勉強が大変と言われている理工系学部ではなおさらです。
忙しくなることは確かですが、教職を履修することには教員免許を取得できること以外にも早稲田キャンパスで授業を受けることができる(リフレッシュ!)、交友の幅が広がる、幅広い知識が身に付くなどの利点もあります。また忙しい中でも理工系学部で教職課程を履修しながらサークルやアルバイトを両立している先輩もいて、私もその一人です。そこで今回は教職課程を履修していた理工生である私の4年間の時間割を紹介したいと思います!

1年

前期21コマ、後期23コマ アルバイト:無し サークル:1つ

私の学科は数学・理科・情報の教員免許を取得可能だったので、欲張って全ての科目の教員免許取得を目指すことに。しかし教職の科目は選外に阻まれ、思ったほど登録することができませんでした;加えて当時は副専攻「ソフトウェア学」の取得も目指していて情報系の科目をいくつか履修していましたが、これは2年次に断念。

火曜日、木曜日は午後から早稲田キャンパスの日。理工キャンパスとはまた違った雰囲気の中で授業を受けるのも楽しかったです。同じ理工生を教職の授業で見かけて勇気を出して話しかけてみたら友達になることもできました!
後から振り返ってみると一番授業が詰め込まれていた学年でしたが、サークルの活動頻度も低くアルバイトもやっていなかったので特別大変ということはありませんでした。

2年

前期19コマ、後期19コマ アルバイト:2つ(どちらも不定期) サークル:1つ→こうはいナビ

必修科目の嵐である2年。コマ数事自体は減ったものの科目1つ1つの難易度が上がり厳しい一週間に。6限帰りにもすっかり慣れてしまいました。自分に合ったわかりやすい参考書を探し空いた時間は課題との戦いです。新たに始まった教科教育法をはじめ教職の科目はいい気分転換でした。

新たに始めたアルバイトは毎週シフトがあるのではなく、やりたいときにできるアルバイトだったのでこのような時間割とも相性がよかったです。

3年

前期18コマ、後期18コマ アルバイト:3つ(週1回塾講師、2つ不定期) サークル:2つ+こうはいナビ

もっと大学生活を満喫しつつ色々な経験を積んで成長したい。そのような思いから新たに塾講師のアルバイトを始め、サークルにも2つ加入。こうはいナビでは後期から全体リーダーを務めることに。多方面に全力で取り組み、大変ではあったけれども一番充実していた年でした。後期の水曜日は、2限に早稲田キャンパスで授業→お昼は戸山キャンパスで友人とお昼会→3,4限は理工キャンパスで授業→5限は戸山キャンパスでサークル活動→6限に早稲田キャンパスで教職の授業、と3つのキャンパスをフル活用し早稲田ライフを満喫していました。授業は教職に必要な科目でありながら自分の学部の卒業単位にもなる科目を選んで効率的に履修。この年の履修申請単位数はなんと70単位!うち68単位を取得することができました。

4年

前期3コマ、後期5コマ アルバイト:3つ サークル:2つ+こうはいナビ

この学科は4年生から研究室へ配属されます。3年間頑張ってきたので必要な科目もあと少し、このくらいであれば研究との両立にも問題なしです。ある意味やっと本当に好きな授業を選ぶ余裕ができます。教育実習はとても充実したものになり、生徒からもらったコメントペーパーや寄せ書きは私の宝物です。

4年間の総取得単位数は207単位となりました。私の場合はオープン科目を履修していたり複数教科の教職を履修していた分単位数は多くなりましたが、普通は170~180単位で卒業することが多いようです。取得単位数を自慢できるのも教職課程のメリットかもしれません(笑)
いかがでしたでしょうか?理工系学部で教職課程を履修していても、サークルやアルバイトと両立して充実した大学生活を送ることは可能です!1度しかない大学生活、後悔の無いようやってみたいと思ったことにはぜひチャレンジしてみてくださいね。