みなさんこんにちは。文学部2年の伊藤です。今回は皆さんに早稲田大学の授業の中から、私が面白いと思うものをいくつかご紹介したいと思います。
さて、大学の授業(通称:講義)はいくつかの必修科目を除けば基本的に自分の学部で開かれているものから自由に選べます。
こうした講義は学部、学科の内容に則したものが多いのですが、中にはオープン科目といって、学部、学科に関係なく全ての早大生が選択できるものもあります。これは全部で数百種類あり、学部横断的な内容のものが多いです。
まずご紹介する『プロフェッショナルズ・ワークショップ』はこちらのオープン科目に属する講義です。
大学と有名な大手企業との連携講義で、企業が抱える問題をどうしたら解決できるか、等のことを学生たちがディスカッションして、それを企業にプレゼンするという内容です。
毎年様々な業界から、合計10~20社ほどがこの講義を開きます。私が参加したのは『日本経済新聞』さんがお相手のもので、ディスカッションの内容は『若者が手に取りたくなる経済メディアとはどのようなものか』でした。
グループワークなので他の班に負けないようにと結束力が生まれたり、また同じ議題についてでも学部によって全く違う意見が出たりと、通常の講義とは違った良さのある楽しい授業でした。
また最終日はお相手の企業の本社でプレゼンを行うので、こちらも普段得られないようないい経験になるのではと思います。緊張しますけどね・・・。
お次は我らが文学部のオススメ授業、『大衆小説論』の紹介です。
こちらは文学部、文化構想学部の学生向けに開かれている38号館AV教室の名物授業で、毎年多くの受講希望が殺到します。
別名『ホラー論』とも言われており、その名の通り往年の名作ホラー映画、ホラー小説などをテーマに、先生が『人が感じる恐怖はどこからくるのか』について面白可笑しく語る授業です。
先生はあの村上春樹とも親交があるらしく、第一文学部、第二文学部に分かれていた当時の昔話や、毎年レポートの代わりに提出されるヘンテコなグッズを見せてくれたりと、実は授業内容とは関係のないところにその魅力があったりします。
この他にもAV教室で行われる授業はどれも人気で、早稲田キャンパス(通称本キャン)からや、所沢キャンパスなどから来る学生が多いことでも有名です。
他にも大学には数多くの授業がありますので、シラバス(講義要項)や情報誌等でいろいろと探してみてくださいね。
では、またお会いしましょう。