こんにちは!教育学部4年のオオハタです。
「ゼミ」ということばはよく聞くけれどゼミって何なのかいまいちわからない、という人も多いのではないでしょうか。
実際、私自身もゼミ決める直前の3年生になるまで具体的にどんなものかよくわからずにいました。
ゼミの内容は学部学科、また文系・理系によってかなり違いがありますが、おおよそどんなものなのかをお伝えします。
そもそも大学の授業ってどんなもの?
ゼミとは何かを知るためにはまず、普通の大学の授業というのがどんなものかわからないとイメージしづらいと思います。
大学の授業はたいてい講義形式で、担当教員の講義を聞いて、学生は適宜、ノートを取る形式のものが多くて、1クラスの人数も20~300名程度と様々です。
もちろん、わからない箇所を質問したりすることはできますが、たいがいは週に1回、その授業に出席して黙々と授業を受けて、授業外で課題をこなすという場合が多いのではないでしょうか。
ゼミとは??
一方、ゼミというのは、簡単にいうとひとつのテーマにそって研究をしたい人がその専門の先生のところに集まって勉強するというものです。
1つのゼミの人数は数名~20名程度で、少人数なのが特徴です。
ゼミ生が共同で1つの研究をすることもあれば、それぞれが別の研究をしてときどき自分のやっていることを報告して教授やほかのゼミ生からアドバイスをもらったりする場合もあります。
具体的には、あるテーマについて研究し、学生が交代で発表・討論することが多く、また、フィールドワークで全国を回ったり、ディベート大会に出場したりするようなゼミもあるようです。
ゼミ生って???
ゼミ生というのはあるゼミに所属する学生のことをまとめて呼ぶときの言い方です。
ところで、大学に入って最初に友だちができるのは語学のクラスだと話をきいたことがあるのではないでしょうか。
それはなぜかというと、週2回以上は会える、クラスの人数が少なめということに加えて、共同作業や会話練習で多少強引にでも話す機会があるからです。
この語学のクラスよりも周りの人と関わる機会が多いのがゼミです。
語学よりももっと仲良くなれるので、ゼミ生同士で遊びに行ったり、食事に行ったりすることもよくあります。
また同じゼミに参加しているということは少なからず興味の対象が同じであるからで、学問以外にも意外と趣味が合ったり、楽しい話ができたりします。
ちなみに、私のゼミは7名だったので教授の研究室で和気藹々とゼミを行っていて、卒論の執筆が辛くなったときにもアドバイスし合ったり他愛ない話をしたりしながら、しっかり書き上げることができました。
2月には京都にゼミ旅行に行き、普通の観光だったらなかなか行かないようなところをゼミの教授が案内してくださったり、抹茶パフェを食べたり、とても楽しく勉強になりました。
夏にゼミ合宿があるゼミもあり、一日中研究成果の発表をしたり観光をしたりいろいろあるようです。
もちろん、ゼミだけが大学の勉強ではないけれど、4年間の集大成となる卒論もゼミでの研究をもとに書き上げることになるので、ゼミでの勉強・研究が大学で学んだことの大きな位置を占めるのは間違いありません。
また、ゼミでともにした友人や先輩・後輩というのは、サークルなどとはまた違った深いつながりを持てることでしょう。
ゼミを意識して、新入生のうちから基礎となる科目をしっかり学んでゆけると良いですね!
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