09-01-02.【Turnitin】学生間チェックの動きについて1(科目・学生)

類似度判定機能における学生間レポートチェックの動きは以下のとおりとなります。

  • 同じ学生が提出したレポートは、科目が異なればチェック対象になりますが、同じ科目内ではチェック対象になりません。
  • 異なる学生が提出したレポートは、科目が同一かどうかにかかわらずチェック対象になります。
  • 別の教員が担当する異なる科目のレポートと類似していると判定された場合、レポート開示依頼のメールを対象科目の担当教員に対して送信することができます。承認がされると自動でメールが返信され、当該メール上でレポート内容の参照が可能となります。
課題提出学生
同一学生 異なる学生
課題提出科目 同一科目 (③) (①)
異なる科目 (④) (②)

…チェックを行い、担当教員は類似度と類似部分の確認が可能
…チェックをしない
…チェックを行うが、文章内の類似部分の確認はチェック対象科目の担当教員の承認が必要
( )内の数字は後述のパターン番号を示す

【各パターンのイメージについて】
アイコンの凡例



memo
レポートを提出した学生に判定結果を表示させることが可能。
※初期設定は非表示となっています。

【パターン①】

【パターン②】

参考
担当教員Aから担当教員Bには以下の内容のメールが送信されます。メールの中にチェック対象となるレポートCの本文が記載されており、メール返信時に必要に応じて一部を削除することも可能です。また、担当教員Bが担当教員Aに返信する際には担当教員Aのメールアドレスが表示され、それ以降は担当教員A・B間で直接やり取りをすることになります。
====================================
From: Turnitin No Reply <noreply@turnitin.com>
日付: 20XX年XX月XX日 XX:XX:XX JST
件名: Turnitin Paper View Request
To: (担当教員Bのメールアドレス)
本文:
Dear(担当教員Bの氏名),

Turnitin is forwarding this request on behalf of XXXXXXXXX(担当教員Aの氏名), an instructor at Waseda University. This instructor requests your permission to view the paper, “XXXXXXXX(レポートCのファイル名)”, submitted to your XXXXXXXXXXXXXXXX(科目Bの科目名) (Moodle PP) class at Waseda University on YYYY年MM月DD日(レポートCが提出された日付).

The requesting instructor has found a XX%(類似度の数値) match to this paper in their XXXXXXXXXXXXXXXX(科目Aの科目名) (Moodle PP) class.

If you chose to grant permission to the instructor to view the paper, simply reply to this email. Please confirm the text of the student’s paper is displayed in your reply email. By replying to this email, you will be sending an email (including the text of your student’s paper) to the requesting instructor, XXXXXXXXX(担当教員Aの氏名).

The text of the paper previously submitted to your class is included below. Please remove any identifying student information in the text below to respect the privacy of your student prior to sending.

Thank you for using Turnitin,

The Turnitin Team

~以下、担当教員Bに提出されたレポートCの本文がテキスト形式で表示~
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
=================================

【パターン③】

【パターン④】

参考
事例:
1)A先生は、ゼミ内での学生からの研究レポートについて毎回剽窃チェックを行っており、学生XさんのレポートRの剽窃チェックを科目1で行った。2)1年後、学生Xさんは、レポートRをはじめこれまでの自身で作成したレポートを元に修論を書き上げ、学科(学部)が指定する科目2にアップロードした。ここで、科目2では剽窃チェックを行っているとします。上記の場合、1)のコンテンツが学内リポジトリにあるため、レポートRと修論との間で高い一致度が出ることになります。従って、単に一致度をご確認いただくだけでなく、何と一致したのかを十分に精査する必要がある点にご注意をお願いいたします。

最終更新日 2023年1月19日

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