For Faculty

Moodleのワークショップ機能の運用方法について動画で解説します。

ワークショップ機能を初めて利用する先生方に向けて、「実例」を想定して設定や学生からの画面の見え方を説明しています。
動画は全部で９つあります。順番に視聴することをお勧めしますが特に重要なものはの３つです。
１.Moodleの活動「ワークショップ」とは？
２.ワークショップの準備について
３.ワークショップの操作:セットアップフェーズ（教員の操作画面）
４.ワークショップの操作:ピアレビューの割り当て（解説）
５.ワークショップの操作:提出フェーズから評価フェーズへの切り替え(教員の操作画面)
６.ワークショップの操作:評価フェーズ（学生の操作画面)
７.よくあるトラブルとその対処（解説）
８.学生へのインストラクション記載例（解説）
補足.ワークショップの採点戦略（解説）

設定実例ダウンロード

1.Moodleの活動「ワークショップ」とは？

２.ワークショップの準備について

３.ワークショップの操作：セットアップフェーズ（教員の操作画面）

４.ワークショップの操作：ピアレビューの割り当て（解説）

５.ワークショップの操作：提出フェーズから評価フェーズへの切り替え（教員の操作画面）

６.ワークショップの操作：評価フェーズ（学生の操作画面）

７.よくあるトラブルとその対処（解説）

８.学生へのインストラクション記載例（解説）

補足.ワークショップの採点戦略（解説）

ワークショップの計画作成例

作成例ダウンロード

• ワークショップテーマ：自動運転車の普及が社会に及ぼす影響を考える
• テーマ要旨：
  2020年12月，西新宿エリアの公道で自動運転車によるタクシーの実証実験が行われました．この実験は自動運転車の運転席に安全ドライバーを乗車させたうえで行われ，何らかの事態が生じた場合にはドライバーの判断でドライバー自身が運転操作できる状態にできることを前提に行われました．自動運転技術の進歩に伴い，近い将来，完全自動運転車（運転席に安全ドライバーが乗車しない状態）での実証実験が行われ，自動運転車の実用段階への道筋が示されるでしょう．自動運転車が普及する社会が到来すると，人々は自動運転による恩恵を享受できる一方で，様々な課題も生じるだろうと推測されています．今回のワークショップでは，自動運転車の普及が社会に及ぼす影響を検討します．
• 課題提出フェーズ：
  

  提出課題説明	自動運転車の普及が社会に及ぼす影響について，その普及によるメリットやデメリットに注目しつつ検討しなさい．この検討をもとに，完全自動運転車の実用化にあたって，どのようなルールが必要と考えられるか，あなたの意見を述べなさい．
  分量目安	A4で2枚程度（参考文献を含む）
  提出方法	Waseda Moodle　講義回「ワークショップ」へ提出
  提出形式	PDFファイルまたはWordファイル
  提出期間	2021年5月10日（月）－5月14日(金）16時（厳守）

• 課題の回答想定
  

  メリット想定	運転操作が不要になり，移動時間を有効に利用できる 運転できない人の移動手段を提供できる AIによる運転が事故を回避し，交通事故の減少に寄与できる AIによる運転で渋滞発生を回避できる 環境に配慮した運転や運行が実現でき，エネルギー効率の向上に貢献できる
  デメリット想定	自動運転ミスによる交通事故発生時の責任の所在が不明確になる 移動情報の収集にまつわるプライバシー問題が発生する 自動運転車のハッキングやセキュリティ問題が生じるリスクがある タクシーやトラック運転手等の就業人口に影響が生じる 自動運転車同士の譲り合いなど，車同士の調整を考慮する必要がある 事故が避けられない事態における高度な判断が必要となる

• 以降のスケジュール：
  

  評価（ピアレビュー）期間	5月17日(月）10時－5月21日（金）16時（厳守）
  フィードバック予定日	5月24日（月）10時以降

• ルーブリックのサマリー
  ■評価項目

  アスペクト１	論旨や構成の明確さ，説得力	ベンチマークを「1」として，1点から4点（満点）で評価，0点は不合格
  アスペクト２	文章表現	ベンチマークを「1」として，1点から4点（満点）で評価，0点は不合格
  アスペクト３	内容の独創性・発想の独自性	ベンチマークを「1」として，1点から4点（満点）で評価，0点は不合格

  ■評価ウェイト
  アスペクト１：アスペクト２：アスペクト３＝１：１：３

最終更新日 2023年2月22日